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ビデオ・映像関連用語集/S

ビデオに関する専門知識から
一般的に使われる単語を掲載

S

SDTV(Standard Definition Television)

デジタル放送において、NTSCの画質に相当する標準放送方式。480i、480pのフォーマットが該当する。

SE(Sound Effect)

効果音のこと。雷、波、嵐といった自然音や動物の鳴き声等の音を用いて演出効果を上げるために使用する。

SECAM(SEquential Couler Avec Me moire)

海外の映像方式。(日本国外)
フランスや東欧、ロシアなどが採用している。 カラーTV標準方式走査線ごとに(R-Y)と(B-Y)信号を切替え、色副搬送波をFM変調している。
走査線数625本、25フレーム/秒

SFX

映画・テレビジョンの映像のうち、特殊撮影(通称‘特撮’)の画面作りを特殊効果(Special Effects)ともいう。
英語の頭文字と発音からspecialのS、エフェクスのエフ(F)、クス(X)を表記した略語。

SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)

SMPTEはタイムコード信号である。LTC(Linear TimeCode)とVITC(Vertical TimeCode)という2つのタイプがある。
LTCはアナログ オーディオ トラックにバイフェーズ マークでエンコードされた信号として記録するタイプで、後者はビデオ信号の垂直同期間隔に挿入されるタイプ。

SMPTEカラーバー

カラーモニターや映像機器調整用のテストチャートの一つ。
左から白(輝度100%もしくは75%)、黄、シアン、マゼンタ、赤、青、(黒)の輝度の高い順に並び、RGB3原色とその補色で構成される色チャート。 伝送系の直線性やカラー信号周波数帯域の振幅、位相特性のチェックに使用される。
また一般に放送用ビデオテープ等の頭の部分に一定時間録画し、互換再生時のセッティング基準信号として使用されている。

カラーバーにはフルフィールド/EBU(PAL)/EIA/SMPTE/バーチカル/リバース・カラーバー等の種類があるがNTSCで使用されているのは、主に下記の3種である。
・フルフィールド カラーバー full fild color bar
画面全部がカラーバーになっているものを、フルフィールドカラーバーという。左から白(輝度100%もしくは75%)、黄、シアン、緑、マゼンタ、赤、青、(黒)の輝度順カラーバーで構成されている。
・EIAカラーバー EIA color bar
EIA規格RS-189A準拠のカラーバー。画面上部はフルフィールドカラーバーと同じで、カラーモニターの調整、VTRの色調整に使用される。下部はI信号、白(輝度100%)、Q信号及び黒で構成されている。
・SMPTEカラーバー SMPTE color bar
SMPTE ECR-1978で勧告されたもの。カラーモニターのクロマ、ヒュー、黒レベルの調整を肉眼で簡単に行なえるようにしたカラーバー信号。上部2/3はカラーバー、中間部は上部と逆の順番のカラーバー、下部1/4はI信号、白(輝度100%)、Q信号、黒で構成される。

SN比(Signal to Noise ratio)

信号の強さと雑音の強さの比(S/N)で、信号対雑音比ともいう。通常、その比をデシベルで表す。
電子回路等においては微小な信号を扱うことが多いが、この場合、信号レベルそのものよりも信号に対して雑音がどのくらいであるかが重要となることが多い。 SN比が大であることは、信号に対して雑音が十分小さいことを表す。

S-VHS(Super-VHS)

VHSの発展型として、高画質化を図ったフォーマット1987年に日本ビクターが発表。
VHSとの主な相違点は、テープ材質の改善とともに、輝度信号記録用のFM周波数帯域を広げ、解像度の改善を図ったこと、輝度信号と色信号を別々に入出力できるY/C分離端子を設けたことである。
VHSテープの記録・再生が可能。

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